UriJie略歴
大卒時就職にあぶれ、資格をとるべく勉強するも生来の怠け者のため気が散りまくり勉強できず成果の出ないまま父の会社に就職。現在それから12年くらい?
で、5年ばかり前、70すぎたごろから父の頭が怪しくなり、わたしはそろそろ会社を畳んだほうがいいのではないかと思うが本人は口では「もう歳だしいつやめるかわからない」と言いながらも具体的な行動は起こさず。
2年前、母の病気発覚、今年6月に余命宣告。
今年7月、父、銀行印・キャッシュカードをなくす騒ぎを起こす。結局金庫の底に落ちててなくしてなかったんだけど、つまりはどこに置いたかわからなくなったということである。
父は銀行で何の手続をすべきか混乱して判断できなかったため、銀行に同行。役所にも同行し必要書類取得。
翌日印鑑等を発見し、カードロック解除等の手続が必要になるがその際銀行印変更のために取得してあった書類を見て「この書類はなぜあるのか?」等と発言。あまりの記憶力・判断力のなさに本気で廃業を説得する。父も一時は納得するも、廃業を決めたことを何度も忘れる。再三促してようやく廃業準備に取り掛かる。
同時並行で6月から7月にかけて母の病院や緩和・介護の手続に付き添う。主治医の人格がクソで疲弊するが緩和医の穏やかさに救われる。
ここ数年家でも会社でも父の介助だか介護のような役割に疲れ果てていたので廃業後は母と過ごしつつ今度こそ簡単な資格でも取ろう(母本人は最期は入院したいそうだけど状態によっては在宅看取りも可能かも、失業期間も看護が理由だとさほど問題にならないだろうし)などと考えていたところ、父が廃業の連絡をした取引先から引き合いがあり父がその場で同意し、わたしの知らないうちに転職決定。無職タイム消し飛ぶ。いいけど。かーさんも意識が怪しくなったら入院がいいって言ってるし。
取引先から誘われるくらい育ててくれたのは父の会社なので感謝もあるが、それはそれとして行動的なボケ老人つれえ。衝動的に何かして忘れて収集つかなくなって「Uriー!!」と大声でわたしを呼んで後始末を要求する。頼むから何もしないでほしい。無理だろうけど。
母がいつまで生きてくれるかわからないけれど、なんとか会社を仕舞いまで持って行って、廃業後は父が今までみたいにプイッと思いつきで職場に出かけないように(口では母のそばにいてやりたいと言っているのだけど、今まで自分のやりたい時にやりたいことをやってきた人なので他人優先の時間の使いかたなんかできないと思う。ぼけてるし)職場を空にするところまでしておきたい。