円高っていうか、ドル円だいぶ戻してきたので債券ETF損出てるかなーと円貨評価額見たらまる子のお小遣い程度のプラスが生きていた。さすが債券ETF、しぶとい。
米国ETFはこちらで全部。全部バンガードなのはよくわかんないし調べるのめんどくさくて低経費・大資本の老舗ファンドとして最初に知ったバンガードのETFから買うもの選んだからです。最初に知ったものが親になる鳥頭人間。もう銘柄増やさん。
うっすら新興国の比率を下げている以外は(中国とかインドとか、成長すごいと言われても地勢的民族的火種多くてこわい)ほぼ全世界指数連動という保守っぷりで投信も比率はこんなもの。
なんせプロレタリアの小さな小さな資金だし投資の世界を勉強する気もないので指数に隷属させるしか能がないのでこうなる。
昨今投資ブームだかなんだか、ネット証券でぐっと投資が身近になりあちこちで投資の話題は聞こえるけど、わたしは自分を投資家だとは思っていない。わたくしはプロレタリアートです。
なので投資の話題にあまり興味が持てない。じゃあ何書いてんだおまえって話だけど、自分の懐のことはさすがに把握しておきたいのでときどき確認することをメモっているのです。
今は1929年の世界恐慌のときとは環境が変わって靴磨きが簡単に指数連動商品を買えるし、プロレタリアの資本は身体なので働ける間は使う予定のない手持ちを市場に置いておけるかなという程度なので、個人投資家のみなさま！とか言われても、あの、証券口座に間借りしてるだけの労働者ですぅってなる。
こういう浅く広い商品をもつ選択は、ほんとの投資家が巨大な資金力をもって自分の資金を守るときその人達が株式市場から退場しない限りはおこぼれの残りかすくらいは拾えるだろう、ただ損失の影響だけはもろに食らうけど、というものだと思っている。
全然安全資産じゃないし、だから他人に薦めるものじゃない。やっているかと聞かれれば多少はと答えるけど、やったほうがいいかという質問には間違っても答えられない。FPじゃないし、あなたの大事なお金のことをこっちに聞いてくれるなというきもち。
なんだけど、投資ブーム？の中あちこちで「投資やらないやつはバカ」みたいに人の金のありように口出したうえに見下すみたいな人が散見されてうんざり。手前の金をどこに置こうが勝手だろうに。
他人を尊重することを知らない人ってほんといや。他人の選択の背景にはおのれのあずかり知らぬ事情があるなんてごくごく当たり前の前提を忘れ去ってる大人ってなんなんだろ。サリーとアン問題解けない人？
先日同僚さんが廃業関連でそういう姿勢の同業者からの電話受けて怒り狂っていた。現実もネットも大人気ない大人がはびこっているの、なんなんだろうな。
しかしわたしは現実では人は人ってことで黙ってるから思ったことを吐き出す場がほしいんだよな。自分の考えはこうだと言いたくなるのは人の常。気持ち自体はわかるけど押し付けはいけない。
押し付けちゃうとあれだよ、野生の縄張り争いみたいなことが起こるよね。人間の縄張りって自分の考えなのかも。それが侵害されたときの不快感はすごい。
認知症の老人のやっかいなところはまさにそれで、認知が怪しかろうがまずは本人の選択を尊重しないといけないところ。小さい子供みたいに権利をとりあげてしまえれば楽だしそういう制度もあるけど、なかなかそういうわけにはいかないよねえ。
自分に余裕があれば対応できるけど、余裕がないと怒っちゃうんだよな。そんで怒り合いになる。
智に働けば角が立ち、情に棹させば流される。
とかく生きにくい人の世から遁走する甲斐性もない人間がそこに生きるにあたって重要視される能力が社会性というもので、実際のとこ、それだけあれば生きていけるのかもしれないな。
社会性、わたし、著しく低い。カタコトになっちゃうくらいに。
いまから身に着けられるものだろうか。ため息でる。
